最近、よく耳にする「ゆらぎ肌」という言葉、知っているようで意外と知らない方も多いのではないでしょうか？

「ゆらぎ肌」というのは、季節の変わり目に肌のバリア機能が低下する事により、いつもの化粧品が合わなくなったり、ニキビができたり、乾燥が酷くなったりする状態のことを指します。
夏から秋へ季節の移り変わり、寒暖差などの環境の変化に肌がついて行けず、肌荒れする事が多いようです。

また、肌のゆらぎは年齢とともにバリア機能が衰え起こりやすくなると言います。
「昔に比べると、季節の変わり目に肌が荒れやすくなった…」と言う方はしっかりとしたケアが必要ですね。

では、秋の「ゆらぎ肌」はどうして起こるのでしょうか？

＜夏の間に浴びた紫外線ダメージが表面化＞
夏に紫外線をたくさん浴びた肌は、バリア機能や保湿機能が低下した状態にあります。
また、疲れきった肌は新陳代謝が鈍くなり、ターンオーバーが正常に行われなくなる事で、肌トラブルが発生しやすい状態になると言われています。

＜秋の花粉の影響＞
花粉というと春のイメージが強いですが、実は秋も花粉が多く飛散する季節なのです。
特にブタクサ、ヨモギ、キク科の植物などの花粉は秋がピークで、夏に紫外線を浴び疲れた肌は、これらの花粉に敏感に反応してしまいます。

花粉が肌につくとアレルギー反応を起こし、カサカサしたり痒みが出たりニキビが出来るなどの肌トラブルにみまわれる事があります。

＜気温の変化＞
秋が深まると、一日の寒暖差が大きくなります。
この寒暖差に体や肌がついて行けず、自律神経がストレスを感じる事で体調やお肌に影響を及ぼしてしいます。
自律神経のバランスが崩れると肌のバリア機能が衰え、様々な肌トラブルを引き起こす原因に繋がります。

秋のこんな肌トラブル、もしかしたら「ゆらぎ肌」かもしれません。

■なんとなく肌がピリピリ、チクチクする
■いつもの化粧品が合わなくなった
■肌がカサカサ乾燥して痒い
■原因不明のニキビが治らない
■赤みや湿疹が出る
■肌がくすむ

当てはまるものはありましたか？
通常と同じようなお手入れをしても一向に良くならない、どうしたらいいんだろう？と頭を抱える方も多いのではないでしょうか？

秋の肌荒れ、痒みや赤みがあるからと言ってスキンケアを控えてしまうのはNGです。

ゆらぎ肌は角質層の水分保持が低下していて潤いが足りなくなり乾燥している状態で、この低下したお肌のバリア機能が正常に戻る上でとても大切なのが「保湿」なのです。

そこでおすすめなのが、「セラミド配合のスキンケア商品」です。
セラミドは肌のバリア機能として働く質細胞間脂質の主成分で、お肌の角質層に保持される潤いの80％がこの角質細胞間脂質（セラミド）によって守られています。
このセラミドを補う事で肌の水分量を維持でき、バリア機能の改善が期待できます。

また、ゆらぎ肌は肌が弱って不安定な状態です。
いつもは敏感肌でない方もアルコール不使用の化粧品を使うなど、低刺激なスキンケア商品を選びお肌に負担をかけないお手入れを心がけて下さいね。

スキンケアの他にも生活習慣を整えることがとても大切です。
質の良い睡眠時間を確保する、バランスの取れた食生活を心がけるなど外からのケアだけではなく、内側からのケアも是非心がけて下さい。

 

ゆらぎ肌は秋だけのものだし、そのうち治るだろう…と必要なケアをしないとどんどん症状が悪化する事もあります。季節とお肌の状態に合ったスキンケアを心がけ、お肌のストレスを少しでも減らしてあげましょう。

 

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