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【脱泡洗顔!】モコモコ泡洗顔をやめると肌がきれいになる?!
毎日の洗顔の時、お肌に良さそうだから<span style="color: #d02a6c;">モコモコもちもちの泡をネットで立てて洗顔</span>している。そんな方、多いのではないでしょうか? でも、それって本当にお肌にいいのでしょうか?もし、泡洗顔だから毛穴の汚れや皮脂をしっかり取ってくれると思っている方がいらっしゃったら、それは間違いです。 お肌に潤いが足りない、敏感肌、肌荒れが酷い… もしかしたら、その<span style="color: #d02a6c;">モコモコ泡洗顔が肌トラブルの原因</span>になっているかもしれません!
近年、洗顔料は「きめ細かくモコモコに泡立てるといい」という認識が広がっていますよね。泡が少ない洗顔料より、キメの細かいモコモコの泡を立てた方が「よく汚れが落ちる」「肌が潤う」と思っている方も多いかもしれません。でも、それは大きな誤解です。
実は、泡の量がいくら多くても、泡がどれだけキメ細かくても、少ない泡で洗った時と洗浄力や肌の水分量の変化は変わらないと言う実験結果が出ています。
逆に、泡洗顔を泡立てれば泡立てるほど洗浄力に関しては弱まっていくんです。
では、洗顔料の泡って一体何なのでしょうか?
洗浄力は泡立てても泡立てなくても変わらないといっても、やっぱりモコモコの泡を立てて洗顔をするのって、とても気持ちいですよね。
でも実は、洗顔料の泡は気持ちいだけで、肌にプラスになることは何もないのです。
では、なぜ泡立つ洗顔料が多いのでしょうか?
それは、洗顔料には「強い洗浄成分」が含まれており、洗顔をする時の摩擦で肌に負担をかけてしまいます。その摩擦を軽減させるために、泡立たせるのです。
しかし、この泡立ち成分は「合成界面活性剤」と呼ばれるとても強い洗浄成分が含まれている事が多いのです。この成分は泡立ちをよくする為に洗浄剤に使用されているほか、化粧品の乳化剤や保湿剤として様々な商品に含まれています。さらには、食器洗剤や、シャンプーなどにも含まれているんです。このような成分でデリケートなお肌を洗っていいのでしょうか?
それでは、合成界面活性剤は具体的に皮膚にどのような影響を与えるのでしょうか?
私たちの肌の角質層は、皮脂、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質の3層で成り立っており、この角質層が外部刺激から肌を守るバリア機能を担っています。ですが、合成界面活性剤はタンパク質を溶かす作用があるので、大切な細胞間脂質を溶かし角質層を破壊してしまうのです。
そうすると、肌を守る機能が失われ、皮膚の水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥を引き起こすのです。
また、石鹸は動植物の油脂からできていて、アルカリ性です。弱酸性の肌の表面をアルカリ性で緩めるので汚れや不要な角質をよく落としてくれます。
ですが、必要な角質なども落としてしまうのが問題なのです。
健康な肌なら、洗顔料で一時的にアルカリ性に傾いても、すぐに元の弱酸性に戻せますが、肌の回復力が弱まっている時には本来の弱酸性に戻せなくなり、肌荒れを引き起こします。
■モナール化粧品代表MIKO 公式ブログ
石鹸のアルカリ性のチェック方法。自宅でも簡単にチェックできます。
ご参考下さい。
(※注意)泡ネットは雑菌が繁殖しやすいので使用をおススメしません。もし使用する場合、綺麗に洗浄・殺菌後、しっかりと乾燥させてから使用してください。
ニキビ肌やオイリー肌の方は洗顔料でゴシゴシしっかり洗わないといけない!と思っていませんか?もしそのような方がいたら、ぜひ改めてください。もしかしたらかえって悪化させてしまうかもしれません。
大人ニキビは10代のころに出来る思春期ニキビとは違い、肌のバリア機能の低下による皮脂の過剰分泌と、ターンオーバーの乱れが原因になって出来る事が多いと言われています。
乾燥した角質は固く、厚くなり、毛穴の入り口を塞いで炎症を起こしてしまいます。肌が乾燥すると毛穴の入り口が固く、狭く、もろくなってしまいます。毛穴の入り口に、剥がれた角質のカスが入り込み毛穴を詰まらせてしまう事もあります。ストレスや紫外線など、角質がもろくなる原因は色々ありますが、乾燥が主な原因です。
(※注意)保湿し過ぎることもニキビの原因になります。保湿剤がニキビのアクネ菌の餌になることがあります。お肌の状態に合わせて、塗り過ぎ、付け過ぎないよう、適当な保湿を心掛けてください。
そしてオイリー肌も乾燥が原因で起こる場合が多いのです。
オイリー肌の方は皮脂の分泌が多いので洗顔料でゴシゴシ洗う傾向にありますが、洗えば洗うほどお肌が乾燥して皮脂の分泌が増えてしまいます。
脂性肌は乾燥とは無縁に思われがちですが、実は肌の内部は乾燥している事が多いのです。その乾燥している肌を守ろうとして皮脂の分泌はどんどん増えていきます。
泡洗顔で洗えば洗うほど肌が乾燥し、大人ニキビや脂性肌の悪循環になってしまうのです。
では、「泡洗顔をやめる」とは具体的にどのようにすればいいのでしょうか?
泡洗顔をやめるからと言って、決して洗顔をしない方がいい訳ではありません。肌にはほこり、汗、皮脂などの老廃物が多く付着しています。それらのよけいな汚れを正しい洗顔方法で取り除きましょう。
正しく洗顔をすれば、肌のターンオーバーを促すことができ、化粧水や美容液の浸透が良くなる、化粧ノリが良くなったり、肌に潤い、ハリが出たりお肌に嬉しい事だらけです。
そこでおススメなのは、「肌に必要な水分や油分を適度に残しつつ、不要な汚れや老廃物のみを洗浄できる」洗顔料です。
最近では、石油系合成界面活性剤不使用の泡立たない優しい洗顔料もたくさん発売されています。
「季節や肌状態に合った洗顔料」を選び、肌に優しい洗顔を心がけてくださいね。
最後に、肌の美しさは角質層が美しいかどうかで決まります。お肌の一番上にある角質層は、潤いを抱えたまま、紫外線や乾燥などの外部刺激から肌を守ってくれる大切な役割を担っています。
肌がきれいになると、表情もパッと明るくなり明るい気持ちになれますよね!
ぜひお肌に優しい洗顔方法を心がけ、美肌を目指してください。
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