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寒い冬にオススメ!ホットワインで体ポカポカ、冷え性改善!免疫力アップ!
寒さが厳しくなるこの季節、温かい飲み物を飲む機会も多いのではないでしょうか? そんな皆さまに是非試して頂きたいのが「ホットワイン」です。 日本だとあまり耳慣れない飲み物かもしれませんが、ヨーロッパでは寒い冬の定番の飲み物です。
ホットワインとは、赤ワインにフルーツやシナモン、クローブ、オレンジピールなどスパイスを数種類加えて加熱して作る飲み物です。
英語では「モルドワイン(mulled wine)」、ドイツ語では「グリューワイン(Glühwein)」、フランス語では「ヴァン・ショー(vin chaud)」と呼ばれます。
ドイツやオーストリアのクリスマスマーケットでは、温かいグリューワインが欠かせない定番の飲み物となっているようです。
それでは、ホットワインにはどのような効果があるのでしょうか?
<体がポカポカ!冷え性改善効果>
アルコールには血行を促進させ、血液循環を良くする効果が期待できます。
普通のワインを飲んでも効果はありますが、温めて飲むことでさらに効果アップが期待できます。
さらにシナモンなどのスパイスが含まれているため、体を温め、体温を上げる効果も期待できます。
<風邪に負けない!免疫力アップ>
ヨーロッパでは風邪の引き始めにはお母さんがホットワインを作ってくれると言います。
ホットワインを飲むと血行が良くなり体温が上昇します。
体温が1度上がると、免疫力が5倍近くアップすると言われており、風邪やインフルエンザが流行る冬には心強い味方ですね。
また、入れるスパイスやフルーツによって、ビタミンCが多く含まれていたり、殺菌効果があったり、体を温めたりと、様々な効果を期待できます。
<ポリフェノールの抗酸化作用でアンチエイジング効果>
ワインと言えばポリフェノールが含まれていて抗酸化作用が強く、美容や健康に良いという事は有名ですね。
活性酸素が増えると体の老化が進み、シワやしみの原因にもなるため、ポリフェノールを積極的に摂取することで、アンチエイジング効果が期待できます。
<眠れない夜にスパイスでリラックス>
シナモン、クローブ、ブラックペッパー、ジンジャーなど、ホットワインに使われるスパイスは、体を温めるだけでなく、不安感を解消したり、精神を安定させる作用も期待できます。
夜、眠れない時に温かいホットワインを飲むことで、リラックスした気持ちで眠る事が出来ます。
合わせるスパイスは、シナモンやクローブなどが一般的ですが、様々なスパイスを組み合わせる事により、より深い味わいのホットワインになります。
よくホットワインに合わせられるスパイスをご紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。
-ホットワインにプラスすると効果的なスパイス-
シナモン・・・体を温める、殺菌効果、精神安定効果、
クローブ・・・殺菌効果、消毒効果、消化促進、喉の痛み、精神安定効果
ブラックペッパー・・・殺菌効果、体を温める、集中力アップ、リフレッシュ効果
スターアニス(八角)・・・体を温める、消化促進、ストレス緩和
ジンジャー・・・体を温める、抗菌効果、ストレス緩和、精神安定効果
カルダモン・・・消化促進、咳・たんなど喉の不調、発汗作用
オールスパイス・・・消化促進、抗菌作用、リフレッシュ効果
ホットワインを作るのはとても簡単!
ワインとスパイス、フルーツを鍋に入れて温めるだけです。
<材料>
・赤ワイン250~300ml
・スライスしたオレンジ&りんご
・はちみつ又は砂糖
・生姜 1片
・お好みのスパイス
<基本の作り方>
1. 鍋に赤ワイン、カットしたフルーツ、スパイスを入れます
2. 沸騰しない程度に温めます
3. 茶こしなどでこしながらカップに注いで完成です
もっと気軽に楽しみたい方は、電子レンジでも気軽にできるので試してみて下さいね。
<作り方>
1.耐熱カップに赤ワイン、フルーツ、はちみつ、スパイスを入れます
2.600Wで1分~1分半温めて完成です
フルーツがない方は、ジュースやジャムで代用しても美味しく作れます。
※アルコールが苦手な方は、ワインの量を減らしたり、沸騰させてアルコールを飛ばしたりして調節してくださいね。
フルーツやスパイスを色々変える事で期待できる効果も様々です。
風邪を引いて喉の調子が悪い時は「クローブ、カルダモン」をプラスしたり、すっきりしフレッシュしたい時は「ブラックペッパー、オールスパイス」をプラスしたりと、体調や気分にあったオリジナルレシピを考えるのも楽しそうですね。
まだまだ寒い日が続きます。
ホットワインを飲んで体を温め、冷えや風邪に負けない身体を手に入れましょう。