FOOD
梅干しで医者いらず?!一日一個の梅干しで美容と健康を手に入れよう!
<p>お弁当に入れたり、おにぎりに入れたりと日本人にはなじみ深い梅干しですが、最近皆さん食べていますか?<br /> 酸っぱくて好きじゃない、お婆ちゃんの食べ物みたい、と口にしない方も多いのではないでしょうか?<br /> しかし、梅干は実は素晴らしいパワーを秘めた日本のスーパーフードと言われているんです!</p>
梅干しは、皆さんご存知の通りウメの果実を塩漬けした後日干しにした食べ物です。
日本では昔から「番茶梅干し医者いらず」「梅はその日の難逃れ」とも言われるように、健康や美容に良いと効果が語り継がれ、家庭の常備薬として愛用されてきました。
その効果には、しっかりとした科学的根拠もあるそうです。
それでは、梅干しを食べる事でどのような効果が期待できるのでしょうか?
梅干しにはレモンの約5~6倍のクエン酸が含まれているそうです。
クエン酸は酸味の成分なので、梅干しが酸っぱいのもこのクエン酸が多いからと言えますね。梅干しにはこのクエン酸以外にもカテキン酸、ミネラル、フラボノイドなど様々な栄養素が含まれています。
<疲れを吹き飛ばす!疲労回復効果>
梅干しに含まれるクエン酸には、疲れの原因となる乳酸を水と二酸化炭素に分解して体の外へ排出する働きがあります。
さらに、クエン酸にはブドウ糖が分解されるのを抑制し、乳酸そのものをエネルギーの素となる物質へ変化させる働きもあります。
疲れのもとを取りながら、さらにエネルギーを生み出してくれるというわけですね!
<老化の原因になる活性酸素を除去>
梅干しには老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用があり、アンチエイジング効果に優れていると言われています。
肌のターンオーバーを正常にし、シミ・しわの改善、肌荒れなどの肌トラブルの改善に繋がったり、血液をサラサラにして新陳代謝が良くなることで肌に溜まった老廃物をスムーズに排出してくれたり、お肌にとっても嬉しい事だらけなんです。
<ダイエットにも効果的!脂肪燃焼作用>
梅干しの中には、脂肪燃焼を期待できるバニリンと言う成分が含まれており、この成分は梅干しにしか含まれていないそうです。
バニリンが小腸で吸収されると脂肪細胞を刺激する働きがあり、その刺激によって脂肪が燃焼しダイエット効果を期待する事ができるそうです。
梅干しに含まれるバニリンの量は温める事で20%アップする事が分かっており、電子レンジやオーブントースターで温めて食べるとより効果的にバニリンを摂取する事ができます。
その他にも、殺菌効果、生活習慣病の予防、免疫力のアップ、便秘解消、肝機能の向上などなど、梅干しには今回ご紹介した以外にも様々な効果があるといわれています。
まさに梅干しは「医者いらず」ですね。
夏は大量に汗をかき塩分ミネラルが不足しがちです。梅干しはその不足した塩分、ミネラルを補給にもなるため夏バテの解消におすすめです。
また、梅干しにはクエン酸は唾液や胃酸を多く分泌させる効果があり、胃腸の働きが活発になり食欲増進に繋がります。
疲労回復効果、食欲増進効果、塩分やミネラルを補給が出来きる夏バテの解消にぴったりの食べ物が梅干しなのです。
因みに、昔から「ウナギと梅干し」は食べ合わせで一緒に食べてはいけないと言いますが、これは科学的には根拠がないそうです。
ウナギも梅干しも夏には是非食べたい食べ物ですので、気にしないで食べて下さい。
夏バテの解消になりますよ。
梅干しと言えば気になるのはやはり塩分ですよね。
梅干しを一日一個食べて、塩分の取り過ぎにはならないのでしょうか?
梅干し一個に含まれる塩分量はおおよそ1g~2gと言われています。
毎日一個程度なら食べても問題ないと言われていますが、やっぱり塩分が気になる方や、塩分を控えた食事を意識している方は減塩の梅干しを摂取する事をおすすめいたします。
私たちにとって身近な梅干しですが、まだまだ知らない事がたくさんあるんですね!
一日一個の梅干しで夏バテが解消でき、美容にも健康にも効果的なんて是非取り入れたいと思いませんか?
梅干しをそのまま食べる以外にも、パスタにしたりそうめんなどのトッピングにしたり、様々な食べ方があるので、是非試してみて下さいね。