CARE
髪の毛も日焼けをする?!紫外線から髪のダメージを守り正しいヘアケアをしましょう!
お肌の紫外線対策として、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘などで日よけをしたり、対策は万全に行いますよね。 それでは、髪の毛の紫外線対策は普段どのように行っておりますか? 最近、髪の毛がパサついたり、枝毛や切毛も増えて、これは年齢のせいかしら?それともヘアケア剤が合ってないのかしら?と思ったことはありませんか? それは、もしかしたら紫外線が原因かもしれません! 実は、お肌と同様に髪の毛も日焼けをするというのです。 紫外線は<span style="color: #d02a6c;">5月~9月が一番多く降り注ぐ</span>そうで、この時期からしっかりと髪の毛の紫外線対策を行い、紫外線から髪の毛を守っていくことがこれからの時期とても大切です。 それでは、紫外線が髪の毛に与える影響や対策などを詳しくみていきましょう!
紫外線はお天気の変化によって紫外線量が変動しますが、曇りでも安心はできないといいます。薄曇りでも90%近くの紫外線が降り注ぐと言われており、お天気に関係なく紫外線対策はこの時期から毎日気をつけて行っていくのがよいかもしれないですね。
「紫外線、紫外線」と言うけれど、紫外線って一体何でしょうか。
実は、紫外線にはいくつかの種類があるというのはご存知でしょうか。
【3種類の紫外線】
■UV-A
太陽から降り注ぐ紫外線の内で大部分を占めています。
窓ガラスなども透過して肌の奥まで届いてしまうため、屋内にいる場合でも紫外線に気をつけましょう。
■UV-B
大気層などでほとんどが吸収されてしまいますが、地表に約5%ほど届き、人体に与える影響が大きいといいます。
■UV-C
オゾン層などで吸収され、地表には到達しません。
紫外線の種類によって与える影響が異なることがわかりましたね。
UV-Aは非常に浸透力があり、降り注ぐ量は1年中変わらないため、毎日のケアが肝心なようですね。また、UV-Bは夏に多く降り注ぐ非常に強力な紫外線で、多く浴びてしまうと炎症などを起こす恐れがあるため、これらの対策としては、UV-A同様に日頃からUVケアを行うことが大事なようですね。
それでは次に、紫外線が髪の毛にどのような影響があるのかみていきましょう。
私たちの髪の毛は、システインと言うアミノ酸が結合したタンパク質からできており、紫外線によりこの結合を分解してしまいます。
そのため、髪の表面を保護するキューティクルもはがれていき、枝毛や切れ毛などの現象が起きます。さらに、紫外線はメラニン色素も破壊してしまうため、日焼けをすると髪の色が抜けてツヤもなくなり、茶色になってしまうこともあるそうです。
また、海水浴やプールなどで髪が濡れた状態で紫外線を浴びると、さらにダメージが大きくなります。
髪の毛もお肌と同様に、紫外線から受ける影響は大きいということがわかりました。
それでは、対策や予防についてみていきましょう。
一番の対策は、紫外線を浴びないことですが、紫外線を浴びないように生活するということは難しいですよね。
また、髪の毛は、自然治癒力を持っていないため、日焼けを防ぐケアと日焼け後の速やかなケアに力を入れる必要があります!
【ヘアケアの予防と対策】
■日焼け止め
髪用の日焼け止めを使用しましょう。
日焼け止めを塗る際には髪の表面だけでなく、頭皮にもきちんとつけるようにするとよいでしょう。また、帽子や日傘などを使用して、直接的に紫外線が当たるのを防ぎましょう。
帽子は熱を吸収しにくい色で、できるだけでUVカット加工されているものを使用し、つばの広さが7cm以上あるものが理想的だそうです。
■シャンプー、トリートメント
日焼けをした後の髪の毛には、キューティクル保護効果のあるシャンプーやトリートメントでケアをしましょう。
強いブラッシングは避けて、ブロー前には洗い流さないトリートメントなどで保護すると良いそうです。
お肌のケアと同じくらい大切なのが、髪の毛を紫外線から守ることです。
屋外に出るときは、帽子や日傘で紫外線から髪の毛や頭皮を守りましょう。
紫外線は、年間を通して降り注いでいるため、この時期から力を入れて対策を行うことで、髪の毛や頭皮の将来は全然違うものになってくるといいます。
また、日焼けよって頭皮に炎症が起きてしまった場合などは、自己判断はせずに皮膚科を受診し適切な治療を受けるようにしましょうね!
紫外線の種類と、種類別の特徴や対策などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
お肌と同様に、髪の毛も紫外線により日焼けしてしまうことがわかりましたね。
これからの時期、紫外線量はさらに増していきますので、きちんと予防と対策を行い、いつまでも健康的な髪の毛を保っていけたらいいですね!