私たちは体温調節のために汗をかきます。私たちの体は水分が蒸発するときに熱を奪うことを知っていて、そのため上がりすぎた体温を下げるために汗をかくのです。

健康的な良い汗はこの役割を果たすため、汗をかくことにデメリットがありません。さらさらしていて蒸発しやすいのが特徴です。

一方で、悪い汗はべとべとしていて蒸発しにくいという特徴を持っています。蒸発しにくいので体温を下げにくいだけでなく、蒸発しないで肌に残るため雑菌が繁殖しやすく、悪いニオイが出やすくなっています。

また、体に必要な塩分やミネラルが汗に溶け出してしまうため、汗をかくことで栄養を失うことになってしまいます。

悪い汗が出てしまうのは、汗をかく習慣がないためです。

人間の体は使わない機能を「必要ない」と感じて退化させたり、よく使う機能を「重要だ」と感じて進化させたりしています。

運動しなければ筋肉が衰えていくように、汗腺も使わなければ自然と衰えていきます。

 

■悪い汗をかく３つの理由

1、運動をしない

2、冷房の効いた場所にずっといる

3、ストレスや睡眠不足からくる自律神経の乱れ

 

悪い汗をかかないために、まずは冷房を使いすぎない！

悪い汗をかかないためには「運動をして」「冷房を使わず」「規則正しい生活を送る」ということができます。しかし、「すべて実現するのは難しい！」という方もいらっしゃることでしょう。

確かに、オフィスや電車などでは冷房がかかっているのが基本です。しかし冷房などで体が冷えてしまうと、血管は縮み血流が悪くなります。それにより栄養が体全体にいきわたらなくなり、代謝が落ち、老廃物が溜まりやすくなってしまうでしょう。

さらに、細胞や臓器の働きが弱まることで、肌のターンオーバーまでもが低下してしまい、古い角質が溜まりやすくなってしまいます。角質が溜まることで化粧水などが浸透しにくくなり、乾燥や乾燥による小ジワができやすくなるのです。

さらに、これ以上の肌の乾燥を防ぐために皮脂が過剰に分泌されるようになります。皮脂と古くなった角質などで角栓ができ、角栓によって毛穴が押し広げられて、毛穴目が立ってしまう、など冷え1つからさまざまな肌トラブルが引き起こされるのです。

また、毎日運動する、睡眠不足を根本的に変える、となると生活スタイルそのものをガラッと変える必要性が出てきますよね。

そのため、まずは夜に暑さで眠れないほどでなければ家ではエアコンをつけないことから始めてみてはいかがでしょうか。もちろん、無理は厳禁です。

悪い汗をかかない方法としておすすめなのは、マグマヨガです。

ホットヨガと違うのはヒーターなどで空気を温めるのではなく、天然鉱石を通じて温めるところです。あくまでもイメージしやすいための比喩ですが、サウナがホットヨガ、岩盤浴がマグマヨガです。

良い汗をかくためには、週1回か2回、運動により汗をかくことが大切です。特にマグマヨガは溶岩床から放出されている遠赤外線によって体の芯から温まるため、良い汗をかくのに最適です。良い汗をかくために、レッスン前から意識的に水分を摂るように心がけて下さい。

さらにマグマヨガを行うことで、ニオイが少なくさらっとした良い汗をかけるようになるだけでなく、体温アップも期待できます。人によっては「レッスン後、体温が１℃上がった」という方もいます。

体温が１℃上がるだけで血行が促進され細胞が活性化し、代謝がアップします。免疫力は５～６倍に上がるとも言われているのです。

このように体の芯から温めるヨガとして注目を集めてきているマグマヨガ、悪い汗対策に取り入れてみてはいかがでしょうか。

女性なら、「ここでは汗をかきたくない！」という場面はありますよね。そのため、汗をかけるタイミングで、しっかり汗をかくことが大切です。

そのためにも、「運動をする」「冷房を使いすぎない」「規則正しい生活を送る」ことで汗腺をしっかり働かせ、良い汗をかけるようにしましょう！

 

女性なら、「ここでは汗をかきたくない！」という場面はありますよね。そのため、汗をかけるタイミングで、しっかり汗をかくことが大切です。

そのためにも、「運動をする」「冷房を使いすぎない」「規則正しい生活を送る」ことで汗腺をしっかり働かせ、良い汗をかけるようにしましょう！

さらに良い汗をかけるようになると、美容にもメリットがあります。汗のデトックス効果を聞いたことがある方は多いと思いますが、汗にはさらに皮膚についた細菌などを殺菌する作用もあります。

汗をかいた後にそのままにしておくのは良くありませんが、汗をかいた後にしっかりケアをすることでメリットだけを得ることができます。

また、体を動かせば代謝も良くなっていきますので、ダイエットの心強い味方にもなってくれます。

夏にはしっかりと汗をかいて、健康的な美を手に入れてくださいね！