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【日焼け止めを塗ってるのに日焼けする…】もしかしたら、その「紫外線対策」間違っているかも?!
紫外線が多くなる季節に欠かせないのが日焼け止めクリームや日傘ではないでしょうか? しかし、しっかりと紫外線対策をしているのになぜか日焼けをしてしまう、という悩みをお持ちの方も多いかもしれません。 もしかしたら、その「紫外線対策」が間違っているかもしれません。
日焼け止めを塗っているけど日焼けする…そんな方は、もしかしたら日焼け止めを正しく使用していないかもしれません。
<日焼け止めの使用量が少ないのはNG ~多めの使用を心がけて!~>
SPF50+、PA++++のようなクラスの日焼け止めを塗れば完璧に紫外線を防いでくれると思っていませんか?それはNGです。
まず、このSPFやPAと言う値は試験の時に「1㎠あたり、2mg」を塗って測定している数値です。
しかし、実際にはこの4/1~1/8の量しか塗ってない方が多いと言われています。
顔に塗る量の目安は、だいたい500円玉ぐらいの量が必要になります。
白くなるから、もったいないから、ベタベタするから、と少量しか塗らないと、紫外線カットの効果を果たしてくれません。しっかりと使用量を守って塗ってくださいね。
<塗り方がNG ~ポンポン塗りを心がけて!~>
日焼け止めを塗るとき、肌に刷り込むように塗っていませんか?実はこれはNGです。
刷り込むように塗ると、クリームが肌の凹凸や毛穴などへこんでいる箇所に入り込み、皮膚表面は伸びていない、と言うような「塗りムラ」になりやすいと言われています。
顔や体に日焼け止めを伸ばし、ポンポンと叩くように塗り広げるとムラなくしっかりと日焼け止めを塗る事が出来ます。
<朝に塗ったらそのままはNG ~小まめな塗り直しが大切~>
SPFの高い日焼け止めなら、朝に塗ったらそのまま一日効果が持続すると思っていませんか?それはNGです。
「SPF1=20分」なので、
SPF25 → 8時間
SPF35 → 12時間
SPF50 → 16時間
SPF50+→ 16時間以上
計算上ではこの時間日焼け止めの効果が持続しますが、これは「1㎠あたり、2mg」塗っている時の値です。夏は汗をかいたり、ハンカチで汗を拭いたり、洋服やバッグとの摩擦など、色々な要因で日焼け止めだんだん落ちてきてしまいます。
効果を持続させるためにも、2~3時間ごとに塗り直すことをおすすめします。
また、ウォータープルーフの日焼け止めも一日その効果が続くものではなく、80分~100分の耐水テストで効果が実証されているものですので、小まめな塗り直しが必要です。
日傘を差すときにどんな事に気を付けていますか?日傘を差すだけで紫外線がカットできると思っていませんか?
どんなにUVカット率の高い日傘を使用していても、差し方がNGだとせっかくの効果が薄れてしまいます。
<日傘は顔に近いところで差して>
日傘を差すとき、雨傘のように差していませんか?
しかし、日傘は肌から離れれば離れるほど紫外線をカットできなくなってしまいます。
傘と顔との距離は30cmを意識して差してくださいね。UVカット加工されている日傘であれば、紫外線は90%カットできると言われています。
<日傘には寿命がある!>
日傘は壊れるまで永久に使えると思っていませんか?実は日傘には寿命があるんです。
製品によって違いますが、日傘は2~5年でUVカット加工の効果が薄れると言われています。
定期的に買い替える事をおすすめいたします。
<日傘の色は黒色がいいの?>
日傘の色は白色よりも黒色の方が紫外線カットをカットできると言うのは有名ですよね。
実はUVカット加工されていれば白でも黒でも紫外線の遮断効果に差は内と言われています。
しかし、ひとつ注意したいのか日傘の内側の色です。
紫外線は頭上から降り注ぐだけでなく、地面からの照り返しで顔や体に浴びてしまいます。
アスファルトの紫外線反射率は10%、砂浜だと25%と言われており、日傘を差していてもかなりの紫外線を浴びていると言われています。
そのため、日傘の内側の色が白っぽい色だと照り返しの紫外線を反射して日傘の中で日焼けをしてしまう恐れもあります。
日傘の内側は、紫外線を吸収する黒色を選ぶことをおすすめします。
お肌をいつまでも美しく保つ為にも紫外線対策は欠かせませんよね。
今はまだシミやシワが出来てないからと言って対策を怠っていると、年齢を重ねてから後悔する事になるかもしれません。
日焼け止めや日傘を正しく使用して、効果的に紫外線をブロックしましょう。