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肌の乾燥やハリ、冬の美肌の鍵は女性ホルモンにあった?!美人ホルモン「エストロゲン」
冬は肌トラブルが多い季節だと感じたことはありませんか? 実は、9割以上の女性が同じように「冬に肌トラブル」を感じているそうです。その中でも、肌トラブル1位は「肌の乾燥」だそうです。
冬のお肌は、肌荒れが起きやすい条件が整っています。
冬は気温が低くなり空気が乾燥しますよね。更にエアコンをつけるなどしてどんどん乾燥が進み、お肌が水分不足でカラカラの状態になってしまいます。
また、冬は寒さで血液の循環が悪くなり、肌のターンオーバーを滞らせます。
乾燥とターンオーバーの乱れで肌のバリア機能は低下し、肌の乾燥や、赤み、かゆみなど、様々な肌トラブルの原因に繋がります。
冬の肌トラブルの悩みを少しでも改善したい、そんな女性に重要なのが「女性ホルモン」の存在です。
美容と健康を保つために欠かせないのが「女性ホルモン」というのはご存知の方も多いかもしれませんね。
女性ホルモンとは卵巣から分泌されるホルモンの事で、
●エストロゲン(卵胞ホルモン)
●プロゲステロン(黄体ホルモン)
この二つがあります。
特にエストロゲンは女性を美しくしてくれる「美人ホルモン」と呼ばれることもあり、肌や髪の毛をツヤツヤにしたり、肌に潤いやハリを与えたりと、女性にとって嬉しい効果があると知られています。
エストロゲンが低下すると
・乾燥肌になりやすい
・ターンオーバーの乱れ
・肌の弾力の低下
・髪ツヤの低下、パサつき
・シミ・シワの増加
・骨密度の低下
・自律神経の乱れ
などなど、様々な影響が表れてしまいます。
冬はただでさえ乾燥で肌トラブルが起こりやすい季節です。エストロゲンが低下することで、肌トラブルの原因に繋がる恐れがあります。
肌に潤いやハリを与えてくれる、「エストロゲン」が増えれば、冬の乾燥肌や肌荒れなどのトラブルを改善・予防できそうですよね。
しかし、「美人ホルモン」であるエストロゲンは、残念なことに20代前半から30代前半をピークに、徐々に低下をはじめ、閉経前後の45歳~55歳を境に激減していきます。
また、若い世代でも、疲れやストレスが原因でエストロゲンが減少してしまう事もあるようです。
では、どのようにしたら「エストロゲン」が増えるのでしょうか?
・ストレス解消・睡眠不足の解消
睡眠不足やストレスはエストロゲンを減らす大きな原因の一つです。
仕事、育児、家事など、女性はストレスにさらされる機会が多いうえ、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを男性よりも合成しにくいと言われており、ストレスに弱い体のつくりになっています。
忙しい毎日の中でも、ゆっくりリラックスする時間をつくるなどして、ストレスと解消できる方法を見つけることが、ストレスの解消や睡眠不足の解消に繋がり、しいてはエストロゲンの増加に繋がります。
・大豆イソフラボンを摂取する
大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た構造をしているため、体の中でエストロゲンに似た作用をしてくれると言われています。
意識的に摂取する事で、エストロゲンが増えたのと同じような状態を作り出すことができます。
・ビタミンB6を摂取する
エストロゲンが体内で代謝されるときに、血液中のビタミンB6が大量に消費されます。
意識的に摂取する事で、エストロゲンの分泌を整えてくれる作用があると言われています。
また、ビタミンB6には精神を落ち着かせる効果を得られるセロトニンの生産にも関わっており、リラックス効果も期待できます。
その他、運動不足や、食生活の乱れもエストロゲンが乱れる原因になります。
規則正しい生活を心がけ、女性ホルモン「エストロゲン」のバランスを整える事で、冬の女性の悩みNO.1である「乾燥肌」の予防、改善に繋がります。さらに、肌の悩みだけでなく、精神面や、ダイエット、むくみ、女性特有の疾患などの身体面でもエストロゲンは大きく影響しますので、ぜひ実践してみてくださいね。