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【10歳老けて見える?!】頬のたるみの原因には意外なものも!姿勢が悪い?頭が凝っている?
年齢を重ねると、頬のたるみが気になる、という女性が多いのではないでしょうか? 実は頬のたるみは実年齢よりも10歳も老けて見られてしまうと言われており、女性にとってはどうにか解消したい悩みですよね。
頬のたるみの原因は加齢やスキンケア不足、生活習慣の乱れなど、様々なものが考えられますが、代表的なものをいくつかご紹介します。
<①姿勢が悪い>
実は姿勢の悪さが頬のたるみに大きく関係しているのをご存知でしたか?
パソコンやスマートフォンを使うことは、今は生活の一部になっていますよね。デスクワークのとき、スマホを触っているとき、無意識のうちに猫背になっていませんか?
私達は正しい姿勢をしたとき、重心が体の真ん中を通るようになっていますが、猫背になると顔が前方へ突き出た状態になり、重さを支えられなくなるため、顔の筋肉が下へ垂れるようになり、それが頬のたるみに繋がります。
<②頭皮の凝り>
これも意外な原因ではないでしょうか?
頭皮の血行が悪くなると、頭皮の筋肉が動きにくくなり硬くなると言われています。
当たり前かもしれませんが、頭皮と顔の皮膚は繋がっており、顔の筋肉と頭の筋肉も繋がっています。
頭の筋肉って、あまり意識をしたことない方も多いのではないでしょうか?
しかし、この頭の筋肉は顔の筋肉を上から引っ張り、支えてくれる大切な役割を担っているのです。頭の筋肉が衰えると、顔の筋肉を支えられなくなり、頬のたるみに繋がるという事なのです。
<③加齢によるコラーゲン、エラスチンの減少>
年齢を重ねると頬のたるみがだんだん気になってきた、という方も多いのではないでしょうか?
私達の肌の弾力のもとになるのは真皮にあるコラーゲンとエラスチンです。そして、これらの隙間をヒアルロン酸で満たす事で肌の弾力は保たれています。
しかし、このコラーゲンやエラスチンは年齢を重ねるとともに少なくなり、30代を過ぎるとそのスピードが加速すると言われています。その事により、肌のハリや弾力が失われ、頬のたるみに繋がります。
<④ 表情筋の衰え>
表情筋とは、顔の筋肉の事です。私たちの顔には30以上の筋肉がありますが、普段の生活の中では、その30%程しか使っていないと言われています。
表情筋が衰える事で、皮膚を支える力が弱まり頬のたるみに繋がります。
それでは、頬がたるむと私たちのお肌はどうなるのでしょうか?
頬がたるむと、ブルドックの頬のようにたるんだ状態になるなど、様々な症状が現れます。
●ほうれい線が目立つようになった
●口角が下がってきた
●フェイスラインがぼやけてきた
●毛穴が縦長に目立ち始めた
このような症状が現れていたら要注意です。
それでは、どのようにすれば頬のたるみを改善できるのでしょうか?
頬のたるみが気になった時にまず試しがちなのが、リフトアップに効果があると言われる高級化粧品ではないでしょうか?
高級化粧品も確かに効果があるかもしれませんが、まず自分で取り組めるセルフケアから初めてみてはいかがでしょうか?
<表情筋トレーニング>
表情筋を鍛えるトレーニングをして、頬のたるみを解消しましょう。
有名なのは、「あいうえおトレーニング」ですね。
「あいうえお」を口や目を大きく開けて、顔の筋肉を意識しながらトレーニングをしてみて下さい。
また、頬の口角を意識して上げてみるだけでもトレーニングになるので、ぜひ試してみてくださいね。
表情筋を鍛えるグッズも多くあるので、試してみるのもいいかもしれません。
<頭皮マッサージ>
頭皮マッサージをする事で、血行を促進し頭皮の血液循環が改善します。
5本の指使い、生え際の部分から頭部全体をマッサージします。強すぎず、少し痛気持ちいいくらいの強さでマッサージしてください。入浴時やお風呂上がりに行うと、血行が良くなっているので効果的です。
その他、姿勢を正しく保つことや、エラスチン配合の化粧品を選ぶ、夏以外の季節も紫外線対策を怠らないなど、簡単に出来る事から是非始めてみて下さいね。
姿勢の悪さや頭皮の凝りが、頬のたるみに繋がっているとは驚きましたね。
年齢を重ねるとどうしても気になってしまう頬のたるみですが、高級化粧品などを試す前に、まず日々の習慣を見直してみましょう。
また、まだたるみなんて気にならない、と言う方も、今後の予防のために是非実践してみてくださいね。