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お肌のトラブルや老化は糖化(とうか)が原因だった?!糖化が美容と健康に大きなダメージを与えている??
私たちは毎日決まって食事を摂ります。食事なしでは生きていけないですよね。 みなさんは食事の摂り方を気にかけたことはありますでしょうか? 食事の摂りかた次第で、お肌のトラブルや老化の原因を引き起こしてしまうかもしれないと言われたらドキっとしますよね。 そして、その原因を引き起こしているのが「糖化(とうか)」だというのです。聞きなれない言葉だと思いますが、この糖化が私たちの誰にでも起こる現象だというのです。 それでは、糖化とは一体どのようなものなのでしょうか、さっそくみていきましょう!
なんとなくお肌の調子がよくないな…、気候の影響かしら?それとも年齢のせい?
春になって明るい洋服などを着る機会や肌を露出する機会も増えてきて、いっそうお肌の調子が気になりますよね。
実は、そのお肌の老化の原因のひとつに糖化(とうか)があるいというのです。
糖化(とうか)とは、食事などから摂った糖質が体内のたんぱく質と結びついて細胞などを劣化させる現象だといい、その糖化の状態が進むとお肌のしわやくすみ、シミとなって現れたり、多くの病気の原因となりうるというのです。
酸化という言葉は耳にしたことがありますよね、酸化はカラダの「サビ」であるのに対し、糖化(とうか)はカラダの「コゲ」だというのです。
ホットケーキを例にあげてみましょう。
小麦粉、牛乳、卵、砂糖を混ぜて焼くとこんがりきつね色になりますよね、このおいしそうな焦げつきの色が糖化した状態だといい、素材に含まれる糖質とたんぱく質が加熱されてできたものが「コゲ」であり、この現象がわたしたちのカラダにも起こっているというのです。糖化は私たちの体に突然現れるものではなく、毎日の食生活により影響が出てくると言われています。
では、どうすれば糖化を防ぐことができるのでしょうか。
糖化(とうか)を進行させる食べ物をあげると、ご飯、パン、炭水化物をイメージするかと思いますが、実は加工食品にも糖化を進行させるものが多く含まれていると言われています。これらの食品を摂りすぎには注意したいところですが、全く摂取しないというのは難しいように思います。
では、どのように糖化を防いでいけばよいのでしょうか。
普段の生活習慣や食習慣を見直してみると糖化防止に繋がると言われています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
【糖化防止の4項目】
1.食事の摂り方
一回の食事には、最低15分~20分くらいかけて食べること、また、一口を30回噛むことを目安にゆっくりよく噛んで食べることがとよいとされています。
また、食事をする時間が短いと満腹感を感じる前に食べすぎてしまったり、噛む回数が少ない食べ方や早食いになってしまう方はとくに注意が必要だそうです。
2.食事の順番
野菜や海藻などに含まれる食物繊維は、糖の消化・吸収を遅らせる作用があるため、糖質の吸収を緩やかにする食物繊維を含んだものを先に食べて、その後に、肉、魚、そしてご飯へと食べ進むと血糖値の上昇をゆるやかにし、糖化のリスクを減らすことが出来ます。
3.有酸素運動
食後の1時間にカラダを動かすようにすると、血糖値は大きく下がるといいます。
ウォーキングやスクワットというように、有酸素運動と筋肉を使った運動を組み合わせるとより効果が発揮できます。
日々の暮らしの中に積極的に有酸素運動を取り入れ、動く機会を増やしましょう。
4.良質な睡眠
新陳代謝が最も活発なのは眠っている時だといいます。
睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が悪くなってしまい、老化物質がうまく代謝や排泄がされないそうです。そのため、良質の睡眠を6~7時間とることがとても大切だそうです。
食事の摂り方や食べる順番、運動や睡眠など、毎日私たちが生活する上で欠かせないものばかりですね。生活習慣や食習慣をちょっとだけ見直してみるだけで、糖化の予防に繋がるということがわかりましたね!
春のお花と言えば、日本人に馴染みの深い桜(さくら)ですが、桜は観るのも美しく、散る姿も風情があり素敵ですが、その桜が糖化(とうか)の予防に効果があるというのです。
桜の花には、糖化(とうか)を防いでくれる抗糖化作用があることが明らかになっており、
花から抽出されたエキスはアンチエイジングに効果が期待できたり、香りにもさまざまな効果があるというのです。
【効果の一覧】
・抗糖化の作用
・抗炎症の作用
・美白美肌の効果
・リラックス効果
・二日酔いの予防
・喘息症状の緩和
・血圧を下げる
桜の花から抽出されたエキスに糖化(とうか)を防ぐ効果があるというのには驚きましたね!
桜のエキスを取り入れることで、しわやくすみ、シミの改善、乾燥、毛穴を目立たなくさせるなどお肌にとてもよい効果がたくさん期待できます。
また、桜の香りには鎮静作用があるため、リラックス効果やストレス緩和などもにも効果を発揮するのでぜひ試してみてくださいね。
その他にも、桜は食べることでもキレイを導いてくれるというのです。
桜の葉を塩漬けした桜餅や、桜の葉以外にも花の塩漬などがあります。
花の塩漬けは塩に一日漬けるだけの簡単レシピですので、桜茶として飲んだり、パスタやスイーツとしても相性がバツグンですので、ぜひいろいろな料理にアレンジして使ってみてはいかがでしょうか!
いかがでしたでしょうか。
毎日の生活習慣や食習慣で、私たちのカラダは糖化(とうか)に左右されてしまうことがわかりましたね。
あまり気にし過ぎてしまうと負担になってしまいますので、例えば3回の食事のうち1回でもよいので食事の摂りかたを気にかけるようにしたり、ちょっと一駅先まで歩いてみたりなど、無理なく続けていけいくことで予防ができたらいいですよね。
また、いままでは見て楽しむだけだった桜が、スキンケアや食用として糖化(とうか)を防いだり、花の香りを嗅ぐことでリラックス効果があったりなど、さまざまな効果が期待できるということがわかりました。
毎日の生活をちょっとだけ見直してみて、桜のパワーを上手に取り入れて、桜のように美しくキレイをキープできたらいいですね!