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台風や秋雨がめまいや頭痛を引き起こす!「気象病」とは?!
一年の中で雨が多い季節と言えば梅雨を思い浮かべますが、実は秋も台風や前線の影響で天候が悪い日が続きやすい季節です。昔からこの季節の雨の事を「<span style="color: #d02a6c;">秋の長雨</span>」や「<span style="color: #d02a6c;">秋霖(しゅうりん)</span>」とも呼びます。 この秋の長雨が続くと頭痛がしたり、めまいがしたり、不調を感じる事はありませんか? もしかしたらそれは、「<span style="color: #d02a6c;">気象病</span>」と呼ばれる症状かもしれません。 気象病と言われてもあまりピンと来ない方も多いかもしません。 日本ではあまり聞きなれない気象病ですが、<span style="color: #d02a6c;">実はドイツでは気象庁のホームページに地域ごとに「気象病予報」がされているほどメジャーな症状なのです</span>。
なぜ天気が悪い日が続くと、気象病の症状が起こってしまうのでしょうか?
その原因は、「気圧の変化」と言われています。
-気圧の低下による自律神経の乱れ-
私達の体は気圧によって自律神経のバランスが変化しています。通常は何もしなくても気候に合わせて自律神経を調節できるのですが、気圧が急激に下がると自律神経の調節が追いつかなくなる事があり、それが様々な体の不調に繋がると言われています。
-気圧の低下による血管の拡張-
私達の体には通常常に約16トンもの圧力がかかっています。しかし気圧の低下により、体にかかる圧力が低下すると血管が拡張しやすくなります。
拡張した血管が神経を圧迫し刺激し片頭痛の原因や、体の痛みや不調に繋がると言われています。さらに、血圧が下がり過ぎる事でめまいやだるさの原因にもなり得ます。
また、朝晩の気温差にも気を付けてくださいね。
秋は日に日に寒くなっていくので、朝と夜の気温差が大きくなる日もあります。
この気温差によるストレスでも自律神経のバランスは崩れやすくなるため、気圧の低下で起こる症状をさらに悪化させてしまうかもしれません。
特に一日の気温差が8度以上あると体に大きな影響が出ると言われており、身体が冷える事で血行が悪くなりだるさや疲れやすさと言った症状が出る場合があります。
秋は台風が多く発生したり、前線の影響で天気が崩れやすく気圧の変動が大きな季節でもあります。
雨が降ると頭痛がする、台風が近づくと体の調子が悪い、と言う方はもしかしたら気象病の可能性もあるかもしれませんね。
気象病の症状が現れた時、どのようにすればいいのでしょうか?
気象病を改善・予防するには、自律神経を整える事と規則正しい生活を送る事が大切です。
■適度な運動や軽いストレッチ
身体の血液の流れを良くすることで、気圧の変化により乱れた自律神経を整える効果があります。少し体がだるいな、というときは軽くストレッチをしたり、散歩に出かけるなどして体を動かしてみましょう。
■寝不足を解消する
睡眠不足や、乱れた食生活は気象病の大きな原因になります。睡眠不足は自律神経の乱れにも繋がるので、早寝早起きを心がけで睡眠をしっかり摂りましょう。また、太陽の光を浴びると交感神経のスイッチを入れ、だるさを解消しスッキリと目覚める効果があります。朝起きたらまずカーテンを開け、日の光を浴びるよう心がけましょう。
■お風呂にゆっくりと浸かる
自律神経を整えるためには体を温める事がとても大切です。
お風呂にゆっくりと浸かる事で血液の循環が良くなり、自律神経のバランスが整うと言われています。
好きな香りのアロマオイルやバスソルト入れるなどすると、リラックス効果があるのでおすすめです。
他にも、冷房などで体を冷やし過ぎない、栄養バランスの取れた食生活を送るなど、日々の生活のちょっとした事を気にかけるだけで気象病の改善や予防に繋がります。
また、最近は気象病を予報してくれる便利な体調管理アプリもあるので、天気と自身の体調との関連性を把握するのにおすすめです。
色々試してたけれど、どうしても体の不調が治らない…そんな場合はお医者様に相談する事も大切です。
気象病は秋に限らず、梅雨などの季節の変わり目に多くみられる症状で、体に現れる不調も人それぞれ異なります。
身体が辛いときは無理をせずにゆっくり体を休めたり、マッサージを受けに行き疲れを取るなど工夫しながら、季節の変わり目の変化と上手に付き合っていきましょう。
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