SKIN
隠しにくい肌の赤みの原因は、「体質」と「間違ったスキンケア方法」
「なぜか理由は思い当たらないけど、<span style="color: #d02a6c;">頬</span>などの<span style="color: #d02a6c;">肌が赤く</span>悩んでいる」そんな方は少なくありません。 メイクでも隠し切れないこのような肌の赤みは、さまざまな要因で出てしまいます。 どのような原因が考えられるのか要チェックポイントを3つご紹介するので、<span style="color: #d02a6c;">肌の赤み</span>で悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
女性はメイクをするようになると、必然的にメイク落としや洗顔の回数も増えていきますよね。間違ったクレンジングによる摩擦が肌を傷つけていることをご存知ですか?
メイク落としには、オイルクレンジング、メイク落としシートなどさまざまな種類があります。
中でもメイク落としシートは摩擦による負担が大きく、角質層の剥がれにより、外部からの刺激が直接真皮層にダメージを与えます。他のメイク落としや洗顔でも、ゴシゴシと顔の皮膚を擦るような方法をとっていると皮膚が薄くなり、顔の赤みの原因になります。
皮膚が薄くなってくると敏感肌になりやすく、乾燥したり湿疹ができやすかったりと肌トラブルも多くなります。
クレンジングや洗顔は、指が肌を滑るくらいの量を使い、なるべく擦らないように優しく洗います。
タオルで顔を拭く時も、優しく水分を吸い取るように拭くと肌への摩擦を軽減できます。
また、マッサージやピーリングなど、過度のスキンケアが原因で、皮膚を削りとってしまうことも頬の赤みの原因となります。
角質を除去し過ぎ、キメがなくなりツルツルになってしまった肌を「ビニール肌」と呼ぶことがあります。ビニール肌は、すべすべの美肌に見えるのですが、バリア機能が低下しており炎症が起こりやすくなっています。
このような状態になったら、すぐにクレンジングや洗顔などの方法を見直すことが重要です。
毎日のようにお酒を飲む方は、お酒を飲んでいなくても酔っ払っているかのように頬が赤いことがあります。
これは、飲酒によって肝機能が低下し顔の赤みが起こっているのです。
肝機能が低下してしまうと、全身の血流が悪くなってしまい毒素を排出しづらくなります。
血行が悪くなると顔の血の流れも滞り、赤みが出やすくなるのです。
またお酒を飲まない人でも、肝臓に負担のかかりやすい食生活の人も同じように肝機能が低下しやすい傾向にあります。
早食いや栄養バランスが偏った食事をしている方、1日3食食べていない方は要注意です。まずゆっくりと噛む、栄養バランスのとれた食事を心がける、1日3食食べるようにすることが、肝臓への負担を減らしてくれます。
赤ら顔と言われるものの中には、酒さが原因となっているものもあります。酒さは鼻を中心に額や頬などの血管が広がり、赤みが現れる症状です。
最初は顔の赤みだけでも、症状が進行すると肌がチクチクしたり、ニキビのようなものが発生し、化膿するケースもあります。欧米などではニキビと並び、ポピュラーな疾患です。日本ではあまり馴染みがなく、専門医でも見逃している場合があるそうです。時に、結膜炎や眼瞼炎などの症状を合併する恐れもあります。
酒さの原因ははっきりと突き止められていません。一説には「デモデックス」というニキビダニではないかと言われています。
治療方法には塗り薬や漢方薬、レーザー照射などがありますが、自費治療になる場合もあるので、事前に病院で確認しましょう。
酒さの疑いがあれば、皮膚科を受診することをオススメします。
顔の赤みは目立ちやすいため、気にされている女性は多いです。まずはこれらの原因に当てはまっていないかをチェックしてみてくださいね。