ぐっすり眠った翌朝は肌の調子がいいと感じたことはありませんか？

夜は美肌を育む「シンデレラタイム」や「ゴールデンタイム」などと呼び、この時間に質の良い睡眠をとる事が美肌にいいといわれています。これは寝入りばなレム睡眠に入った際に多く分泌される成長ホルモンが、皮膚細胞の分裂・再生を促すためなのです。

皮膚細胞のコラーゲンやケラチンの生成も成長ホルモンが助けてくれると言われています。

シンデレラタイムに分泌される成長ホルモンは、メラニンを運んで色素沈着につながるキネシンの働きも抑えていることが分かりました。しかし忙しい日々、毎日早く眠れるとはかぎらないし日中だってメラニン色素の発生を抑えたいですよね。

もし、シンデレラタイムの睡眠以外にキネシンを抑える方法があれば素晴らしいと思いませんか？

キネシンとは、近年その働きが解明されたタンパク質の一群です。

キネシンは細胞内にある微小管に添って運動する性質をもっており、細胞分裂や神経軸索輸送など細胞内物質の輸送に重要な役割を果たしています。

そんな人間にとって欠かす事のできない物質であるキネシンですが、特にシミの原因であるメラニン色素を作り出すメラノサイトでの働きが注目されています。

皮膚が紫外線を浴びるとメラノサイトにメラニン合成の指示が出続けます。
するとメラノサイトはシミの原因であるメラニン色素を過剰に生成し、メラニンをメラノソームと呼ばれる小胞に蓄積します。メラニンが充満するとメラノサイトの先端からケラチノサイトに受け渡され肌の表面へと送られます。

通常、お肌のターンオーバーは28日と言われており、紫外線を浴びて生成されたメラニンも剥がれ落ちますが、長時間紫外線を浴びたり肌のターンオーバーが乱れたりするとメラニンが排出しきれず色素沈着を起こしシミやくすみ、そばかすとして残ってしまうのです。

キネシンは、このシミの原因であるメラノソームをメラノサイトからケラチノサイトへ運搬に重要な役割を担っていると言う事が分かりました。

このキネシンの働きを抑制する事が出来たらシミの予防に繋がりそうですよね！
そして、研究開発の結果、キネシンの発現を強く抑制する作用が認められたのが、シンデレラケアなのです。

シンデレラケアは深夜以外の時間帯にもキネシンを抑制し、美白のシンデレラタイムを一日中キープする女性に嬉しい成分なのです。



このシンデレラケアは、世界的な原料展示会in-cosmetics ASIA2014（インコスメティックスアジア）で、その年に発売された化粧品原料の中で最も革新的な化粧品原料として選ばれる「Innovation Zone」部門にて最優秀化粧品原料部門の銅賞をアジアで初めて受賞するなど、世界的に注目されている新しい成分なのです。