それでは、寒暖差や紫外線、花粉での春の肌荒れは、どのように対策をしたらいいのでしょうか?いくつかご紹介しますね。
●肌を守るためにも薄くメイクを!
この時期は肌が荒れるからメイクをしない、と言う方も多いのではないでしょうか?ですが、花粉症の時期だからこそメイクをしてお肌を保護して下さい。
肌に薄く一枚膜が張ることで花粉の刺激を直接受けずに済みます。
-メイクのポイント-
・油分の多いファンデーションをつけると肌に花粉がたくさんついてしまうので、オイルフリーのファンデーション使ったり、ルースパウダーをはたいて肌のべとつきを無くしましょう。
・目の周りの皮膚は薄く肌荒れを起こしやすい部分なので、アイメイクは控えめにしましょう。
余分な成分を含まなくお肌に優しいミネラル系のファンデーションやアイメイクをおすすめします。
●肌のバリア機能を壊す!合成界面活性剤は控えめに
合成界面活性剤は、洗浄剤として洗顔料やクレンジングに配合されていることが多いですが、実はこの合成界面活性剤はお肌の
角質層を破壊してしまうのです。
お肌の角質層の部分には「肌のバリア」の役割があり、
保湿機能や外部からの刺激から守る役割があります。そのバリア機能が壊されてしまうとお肌が乾燥したりキメが荒くなったりすると言われています。
お肌がいつもより敏感になる花粉症の時期は、できるだけ合成界面活性剤を含まない製品を使うよう心がけてみてください。
●肌のシンデレラタイムにしっかり睡眠
夜、
睡眠中の時間はお肌の再生を促すホルモンが分泌される「肌のシンデレラタイム」「肌のゴールデンタイム」と呼ばれています。この時間はお肌の
ターンオーバーが活発になり、肌の組織を再生修復してくれる、美肌を維持したい女性にとってとても嬉しい時間です。
しっかりと質の良い睡眠を取って、春の弱ったお肌を労わりましょう。
●肌のターンオーバーを促す食事で改善
代謝をよくしてくれるビタミンB群(大豆・たまご・乳製品など)やお肌の潤いを保つ効果のあるビタミンA(かぼちゃ・ニンジンなど)とビタミンC(ブロッコリー・果物など)、
お肌のターンオーバーのスピードを上げるビタミンH(いわし、レバー、落花生)が含まれる食事を積極的に取り入れましょう。
また、アレルギー反応を抑制する効果があると言われているオメガ3系脂肪酸が含まれるしそ油、エゴマ油、青魚などもおススメの食材です。
最後に、お肌のバリア機能を高めて春のダメージに負けないお肌を保つには
「保湿」が大切です!肌に水分がたっぷりあると、角質層のバリア機能がアップします。
しっかりと保湿をし、つるつるの肌荒れ知らずのお肌で、心地のいい春を過ごしましょう!