では、どのように手の乾燥、手荒れを防げばいいのでしょうか?
手荒れの予防、改善の方法は数多くありますが、いくつかご紹介します。
<手のケアはおこたらずに!クリームを塗る>
手荒れ対策の基本は、保湿と手の保護です。
こまめにクリームを塗り保湿することはもちろん、水仕事の後には必ず保湿をして下さい。
―ハンドクリームを塗るコツ―
●クリームを塗るときは、「ちょっと多いかも」というくらいの量を使用してください。
だいたい人差し指の第二関節から指先まで(3~4cm)くらいが目安です。
●手でよく温めてから伸ばして下さい。
クリームの伸びが良くなり、肌への浸透も高まります。
●手に広げる時は、強く擦らずに優しく広げて下さい。
強く擦ると、摩擦で手荒れが悪化する事もあります。
●クリームを塗り広げた最後に、指先を挟むようにしてマッサージすると、血行が良くなり手荒れの改善に効果的です。
クリームの量が多くてベタつきが気になる方は、日中は少なめに塗り、夜寝る前にたっぷりクリームを塗って寝て下さいね。
ハンドケアの商品も様々ありますので、手荒れの状況によって保湿重視のローションやセラミドやヒアルロン酸が配合されたもの、尿素が配合されたものなど使い分ける事をおすすめします。
<水仕事の際は手袋をする>
水仕事をする際は、ゴム手袋を着用すると手荒れの防止になります。
出来るだけ水やお湯での刺激を避けましょう。
また、ゴム手袋は食器を洗う時だけ・・・という方も多いかもしれませんが、お風呂掃除や家の掃除、庭の手入れなど、水や洗剤を使用する仕事全てで着用するとより効果的です。
もし、ゴムの素材での手荒れが気になる場合は、ゴム手袋の中にもう一枚綿の手袋など、手荒れのしない素材の手袋を重ね付けする事をおすすめします。
使用後のゴム手袋は雑菌が繁殖しやすい状況です。ゴム手袋の中で雑菌が繁殖すると、手荒れがさらに酷くなる恐れがある為、ゴム手袋を使った後は、風通しのいいところで干すようにして下さいね。
女性なら、カサカサでシワしわの手よりも潤いのある美しい手に憧れますよね。
顔のケアはしっかりとするけど、手のケアはあまり気にしないという方も、どれも日常生活の中もちょっとした心がけで出来る事ですので、ぜひ試してみて下さいね。