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2019/02/12

冬のガサガサ手荒とサヨナラ!乾燥や水仕事で悪化する手荒れ!

秋から冬にかけての空気が乾燥する時期は、手荒れが気になる方も多いのではないでしょうか。
さかつき、痒み、ひび割れなど、酷くなると赤くヒリヒリしてきたり、赤切れになったりと寒い季節の悩みの種ですよね。

今回は、そんな治りにくい手荒改善の方法についてご紹介します。

冬の乾燥が手荒れの原因に!



冬の手荒れの原因と聞いてまず思い浮かぶのは、「乾燥した空気」ではないでしょうか?

冬は気温も湿度も低く、肌がとても乾燥しやすい季節です。
この季節は肌の水分が失われやすく、皮脂分泌も減るため、肌のバリア機能が低下していまいます。
手は他と比べて元々皮脂腺が少なく、手のひらには皮脂腺がないため、体の中で最も潤いが逃げやすい箇所と言えるでしょう。

バリア機能が低下すると肌に刺激を受けやすくなり、手荒れに繋がります。

また、寒さから手先が冷え、血液循環が悪くなり新陳代謝が鈍くなることで角質が硬化する事も冬の手荒れの原因のひとつです。

冬の水仕事は手荒れの悪化を加速させる?!



食器を洗ったり、お風呂掃除をしたりと、生活の中で水仕事をすることは欠かせないですが、これも手荒れの大きな原因のひとつです。

食器を洗う時の洗剤の多くは「合成洗剤」と言い、主な成分として合成界面活性剤を使用していることが多くあります。
この洗剤は洗浄力が強く油汚れを良く落としてくれますが、手の油分も洗い流してしまいます。さらに、合成界面活性剤は肌に残りやすく、油分か失われてバリア機能が落ちた肌にさらに刺激を与えることになり、手荒れの悪化を加速させます。

また、寒い季節は水が冷たいのでお湯で食器を洗う事も多いかと思いますが、これも手荒れを悪化させてしまいます。35度以上のお湯は肌に必要な皮脂を落としていまします。すると肌のバリア機能が落ち、手荒れの原因に繋がります。

冬の水仕事は、そももそ季節的に乾燥して肌が刺激を受けやすくなっているところに、「合成洗剤」「お湯で洗う」この二つがプラスされ手荒れをどんどん悪化させてしまいます。

ガサガサ手荒れとサヨナラ!手荒れ予防に効果的な方法は?

では、どのように手の乾燥、手荒れを防げばいいのでしょうか?
手荒れの予防、改善の方法は数多くありますが、いくつかご紹介します。



<手のケアはおこたらずに!クリームを塗る>
手荒れ対策の基本は、保湿と手の保護です。
こまめにクリームを塗り保湿することはもちろん、水仕事の後には必ず保湿をして下さい。

―ハンドクリームを塗るコツ―

●クリームを塗るときは、「ちょっと多いかも」というくらいの量を使用してください。
だいたい人差し指の第二関節から指先まで(3~4cm)くらいが目安です。

●手でよく温めてから伸ばして下さい。
クリームの伸びが良くなり、肌への浸透も高まります。

●手に広げる時は、強く擦らずに優しく広げて下さい。
強く擦ると、摩擦で手荒れが悪化する事もあります。

●クリームを塗り広げた最後に、指先を挟むようにしてマッサージすると、血行が良くなり手荒れの改善に効果的です。
クリームの量が多くてベタつきが気になる方は、日中は少なめに塗り、夜寝る前にたっぷりクリームを塗って寝て下さいね。

ハンドケアの商品も様々ありますので、手荒れの状況によって保湿重視のローションやセラミドやヒアルロン酸が配合されたもの、尿素が配合されたものなど使い分ける事をおすすめします。

<水仕事の際は手袋をする>
水仕事をする際は、ゴム手袋を着用すると手荒れの防止になります。
出来るだけ水やお湯での刺激を避けましょう。

また、ゴム手袋は食器を洗う時だけ・・・という方も多いかもしれませんが、お風呂掃除や家の掃除、庭の手入れなど、水や洗剤を使用する仕事全てで着用するとより効果的です。

もし、ゴムの素材での手荒れが気になる場合は、ゴム手袋の中にもう一枚綿の手袋など、手荒れのしない素材の手袋を重ね付けする事をおすすめします。

使用後のゴム手袋は雑菌が繁殖しやすい状況です。ゴム手袋の中で雑菌が繁殖すると、手荒れがさらに酷くなる恐れがある為、ゴム手袋を使った後は、風通しのいいところで干すようにして下さいね。

女性なら、カサカサでシワしわの手よりも潤いのある美しい手に憧れますよね。
顔のケアはしっかりとするけど、手のケアはあまり気にしないという方も、どれも日常生活の中もちょっとした心がけで出来る事ですので、ぜひ試してみて下さいね。
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