「かかと」は日頃目につきにくい部分がゆえに放置しがちですよね。
ケアをせず放置しておくと、パックリ割れを起こして出血してしまったり、さらに悪化をして、痛みで歩けなくなるなんてことも起きてしまうそうで、原因に適した早めのお手入れを行っていくことがとても大切です。
では、「かかと」のひび割れやガサガサの原因は、一体何なのでしょうか。
それは、冬の寒い時期の
「乾燥」、また、靴などによる
「外部的刺激」、たまった古い角質による
「角化症」だと言われています。
「角化症」は「かかと」の古い角質が蓄積して分厚くなり、皮膚の表面が乾燥し硬くなり白い粉をふいた状態のことで、
足に起こるトラブルの中でも最も多い症状だそうです。
「かかと」は角質層が他のカラダの皮膚に比べてもともと厚いのですが、歩行などの「外部的刺激」を多く受ける箇所であるため、ターンオーバーが進み、古い角質も落ちにくく溜まりやすくなってしまうそうです。
その他にも、「角化症」の原因となるものがありますので見ていきましょう。
【ストレス・疲労・加齢】
ストレスや疲労、加齢などでホルモンバランスが崩れると、ターンオーバーの乱れが進み細胞のバリア機能が低下するため、肌の再生力などが衰えていきます。
【足を冷やす環境】
足先を冷やしたり、寒い環境下でカラダが冷えると、足の血流が血行不良となり、栄養不足とターンオーバーを引き起こす原因となります。
【エアコンの効いた環境】
顔だけでなくカラダ全体に悪影響を及ぼします。
カラダの水分が奪われ、肌の乾燥を招く原因となりますので、水分補給や加湿、保湿が重要です。
【足に合わない靴】
自分の足のサイズに合わない靴や足を圧迫する靴などは避けた方がよいそうです。
靴のサイズや形が合っていないと、靴との摩擦で歩行時に刺激を受けたり、靴の中で足が圧迫されるなど負担がかかり角質が厚くなっていきます。
【姿勢や歩き方】
歩行時の姿勢が悪かったり、歩き方などに癖があると、体のバランスが崩れ足の一部に大きな負担がかかります。
【角質ケアの不足】
「かかと」は「外部的刺激」から肌を守るため、角質は常に厚くなっています。
定期的な角質ケアを行っていないと角質は厚くなり、ガサガサやひび割れになり易い状態となります。
以上が「角化症」の原因となりうる事例です。
日々、知らないうちに、カラダの内側からも外側からも原因を作ってしまっていることに驚かれたでしょう。これを機に日々の生活習慣を見直していきたいですね。