二日酔いになる前の予防が大切ですが、二日酔いになってしまった…
頭がガンガン、胸やけ、吐き気などとても辛いですよね。
薬を飲んで治ればいいですが、残念なことに現在二日酔いの特効薬というものはありません。
そんな時に有効な方法をご紹介します。
●まずは水分補給
二日酔いの体は脱水症状を起こしているので、水分を十分に補給しましょう。
尿をたくさん出してアセトアルデヒドを体から排出する事が第一です。
塩分や糖分が含まれて吸収もいい
経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。
また、野菜ジュースや味噌汁も二日酔いの翌朝におすすめですので、ぜひ試してみてくださいね。
●アミノ酸で肝臓の働きをサポート
アミノ酸には肝臓の解毒作用、アルコール代謝の促進作用など、肝臓の機能をサポートする効果があります。特にまぐろ、かつお、牛肉、鶏肉、大豆、チーズ、さんまなどに多く含まれている分岐アミノ酸(BCAA)と摂取する事が有効と言われています。
他には、トマトやビタミンCを多く含む果物も二日酔いの解消に有効と考えられています。
<逆に二日酔いの時にNGな習慣は>
NG① 迎え酒をする
昔から二日酔いには迎え酒が有効と言われていますが、これにはNGです。
確かに迎え酒をすると二日酔いが良くなったような気がするかもしれませんが、それはアルコール成分による脳の麻痺によって起こる現象と言われています。
新たに飲んだアルコールにより更にアセトアルデヒドが生成され、二日酔いが長引く原因になります。
NG② お風呂に入って汗をかく
「二日酔いの時は、熱いお風呂に入ってたっぷり汗をかく」と言う方もいるかもしれませんが、実はこの方法はNGです。
二日酔いで脱水症状な上に熱いお風呂で大量に汗を書いてしまったら、脱水症状が悪化して血液がドロドロの状態になります。
様々な病気を引き起こす引き金になってしまう事があります。
二日酔いでお風呂に入る場合、十分に水分補給をした後、ぬるめのお湯に浸かりましょう。
いかがでしたでしょうか?
同じお酒の量を飲んだとしても二日酔いになる時とならない時があったりしますよね。実は二日酔いに関してはまだまだ解明されていない事も多く、体調や飲んだ量、アセトアルデヒドだけでなく様々な要因が複雑に関係していると考えられています。
飲み過ぎない事が二日酔いの予防には一番だと分かっていても、楽しい席ですとついついお酒が進んでしまいますよね。
翌日後悔しない為にも、今回ご紹介した二日酔い対策をぜひ試してみてくださいね。