頭が重い、カラダがだるいからと言って何もしないのでは気持ちもまでも落ち込んでしまいますよね。それでは、この時期の自律神経の乱れをどのような方法で改善してゆけばよいでしょうか。それは何と言っても
「規則正しい生活」を心がけることが健やかに過ごすための近道だといいます!
【健やかな生活をするための3原則】
①食事
食事の際は、よく噛むことを意識しましょう!
朝・昼・晩の3食を規則正しく摂ることが最も大切です。
食物繊維が多く含まれる「野菜」から食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。
食べる順番も重要です、野菜、きのこ、海藻類などを食べて、その後に魚や肉などのタンパク質、最後にご飯やいも類などの糖質の多いものを食べるよう心がけましょう。また、自律神経が乱れると腸内の悪玉菌が増えて、腸内環境が悪くなり免疫力を低下させてしまいますので、発酵食品で腸内環境を整えることで免疫力を高める効果が期待できます。ぜひ、納豆、味噌、漬物、ヨーグルト、乳酸菌などの発酵食品を積極的にとりましょう。
②運動
運動は簡単なものでもよいので、継続することがを心がけましょう!
運動をすることで自律神経の働きが高まります。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、スイミング、ダンスなど一定のリズムで繰り返す運動は副交感神経を優位に保つ効果が期待できます。また、エレベーターやエスカレーターはなるべく使わず、1駅分歩いてみる、いつもより少し遠回りをして帰るなど、1日8000歩以上を意識して運動を続けてみましょう。
③睡眠
質のよい睡眠をとって、カラダの回復を行いましょう!
睡眠に入りやすいタイミングは体温が下がるときですので、就寝1時間前にお風呂から出ることを心がけ、38~40℃のぬるめのお湯にゆったり浸かりましょう。
熱いお風呂や長風呂は逆効果になる可能性があるため注意が必要です。
入浴後はゆったりストレッチや軽くマッサージなどを行って、カラダの疲れをほぐしましょう。テレビやスマートフォンなどは交感神経を刺激してしまうため、就寝前には控えるようにしましょう。
バランスの良い食事をとることは基本ですが、気を張らずに出来ることからはじめるとでストレスなく続けることができるでしょう。
この時期は色々と億劫になりがちですが、お天気が悪くてもなるべく外出するようにしたり、軽いストレッチや簡単なエクササイズをしてカラダを動かし、適度な運動を心がけるようにしましょう。
人のカラダは、もともと
内部環境を一定に保とうとする機能が備わっているため、外部の環境の変化が大きいとカラダが頑張ろうとしてしまい、体調を崩しやすくなってしまいます。その機能に重要な役割をしているのが自律神経ですので、これらを整え健やかに生活することをここがけることで、症状緩和へと導いてくれるでしょう