女性にとっては少し厄介な顔汗、改善方法があれば助かりますよね。
<適度な有酸素運動>
運動不足により全身の汗腺が休眠状態に陥ってしまう状態を改善するには、適度な有酸素運動がおススメです。全身から汗をかくことで、顔ばかりから汗が出る事が少なくなると言われています。また、サウナや岩盤浴も効果的と言われているので是非試してみて下さい。
<首の後ろを冷やす>
首の後ろには太い血管(頸動脈)が通っており、そこを冷やすことで体温が下がり汗を抑える事が出来ると言われています。
保冷剤や濡らしたタオル、ペットボトルなどで首の後ろを冷やしてみて下さいね。
<汗を抑えるツボを押す>
顔汗を止めるにはツボを刺激する事が有効と言われています。
京都の舞妓さんは、暑い夏でも汗をかかずメイクも崩れていません。舞妓さんを見ている私たちは汗が滝のように流れているのに・・・と不思議に思ったことはありませんか?
この秘密は、舞妓さんが着ている着物にあると言われています。
着物を着る時に帯を締めますが、この帯の位置に汗を止めるツボがあるのです。
この部分を圧迫する事で、その部分よりも上部の汗を抑える事が出来ると言われています。
・屋翳(おくえい)
乳首から3〜5cmほど上に位置しています(だいたい鎖骨から指5本ほど下)。30秒~1分ほど優しく揉むようにして下さい。
・大包(だいほう)
わきの真下にあるツボです。特に上半身の汗を止めると言われています。
中指と人差し指でぐっと押してください。
手軽に刺激できる手のツボもご紹介します。
・後谿(こけい)
両手を握って小指側にできるしわの延長上にあります。刺激棒などでぐっと押していきます。
・陰げき(いんげき)
手をパーにして小指側の手首の付け根から腕に向かって指一本分ほどのところに位置しています。反対側の親指などでぐっと押しましょう。
また、体には「半側発汗」と言って圧迫する事でその周辺の汗が減り、反対側から汗が出ると言う性質があります。
例えば、両わきの下に拳を挟んで強く腕組みする事で顔やワキ、頭の汗が一時的に止まり、胸のから下の汗の量が多くなるという仕組みです。
この仕組みを上手に利用して顔から汗が噴き出る状態を改善してみて下さいね。
最近では、顔専用の制汗剤もしていますので、そちらを試してみるのもいいかもしれません。
夏に汗をかくのは当たり前の事なのですが、顔ばかりから汗が噴き出るのは出来るだけ避けたいですよね。今回顔汗の対策をいくつがご紹介しましたが、手軽に始められるものから是非試してみて下さい。