肌に潤いやハリを与えてくれる、「エストロゲン」が増えれば、冬の乾燥肌や肌荒れなどのトラブルを改善・予防できそうですよね。
しかし、「美人ホルモン」であるエストロゲンは、残念なことに20代前半から30代前半をピークに、徐々に低下をはじめ、閉経前後の45歳~55歳を境に激減していきます。
また、若い世代でも、疲れやストレスが原因でエストロゲンが減少してしまう事もあるようです。
では、どのようにしたら「エストロゲン」が増えるのでしょうか?
・ストレス解消・睡眠不足の解消
睡眠不足やストレスはエストロゲンを減らす大きな原因の一つです。
仕事、育児、家事など、女性はストレスにさらされる機会が多いうえ、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを男性よりも合成しにくいと言われており、ストレスに弱い体のつくりになっています。
忙しい毎日の中でも、ゆっくりリラックスする時間をつくるなどして、ストレスと解消できる方法を見つけることが、ストレスの解消や睡眠不足の解消に繋がり、しいてはエストロゲンの増加に繋がります。
・大豆イソフラボンを摂取する
大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た構造をしているため、体の中でエストロゲンに似た作用をしてくれると言われています。
意識的に摂取する事で、エストロゲンが増えたのと同じような状態を作り出すことができます。
・ビタミンB6を摂取する
エストロゲンが体内で代謝されるときに、血液中のビタミンB6が大量に消費されます。
意識的に摂取する事で、エストロゲンの分泌を整えてくれる作用があると言われています。
また、ビタミンB6には精神を落ち着かせる効果を得られるセロトニンの生産にも関わっており、リラックス効果も期待できます。
その他、運動不足や、食生活の乱れもエストロゲンが乱れる原因になります。
規則正しい生活を心がけ、女性ホルモン「エストロゲン」のバランスを整える事で、冬の女性の悩みNO.1である「乾燥肌」の予防、改善に繋がります。さらに、肌の悩みだけでなく、精神面や、ダイエット、むくみ、女性特有の疾患などの身体面でもエストロゲンは大きく影響しますので、ぜひ実践してみてくださいね。